[REC SETTINGS]

本機の記録機能の各種設定項目です。

項目

設定内容

[FILE NAME STYLE]

ファイル名の形式を設定します。

[CINE]:シネマスタイルのファイル名として記録します。

詳しくは「ファイル名形式」を参照してください。

[P2]:P2独自の形式のファイル名として記録します。

  • 工場出荷値:[P2]

[REC FUNCTION]

[REC MODE]

特殊な記録機能を選択します。

[NORMAL]:通常の記録

[INTERVAL]:インターバル記録(一定の間隔で間欠記録を行う機能)

[ONE SHOT]:ワンショット記録(RECボタンを押すごとに一定時間の記録を行う機能)

[SYSTEM SETTINGS]→[MON OUT INDICATOR]→[VFR]が[ON]のときは[NORMAL]に固定されます。

  • 工場出荷値:[NORMAL]

[REC TIME]

ワンショット記録の1回の記録時間を設定します。

[00s01f]…[59s23f]

  • フレーム桁の最大値はシステム周波数によって異なります。

  • 工場出荷値:[00s01f]

[INTERVAL TIME]

インターバル記録の1回の間欠記録周期を設定します。

[0h00min00s02f]…[1h00min00s00f]

  • 工場出荷値:[0h05min00s00f]

[START DELAY]

インターバル記録およびワンショット記録のとき、記録開始までの遅延時間を設定します。

[0s]…[10s]

  • 工場出荷値:[0s]

[PRE REC MODE]

プリレコーディング(内蔵メモリーへの蓄積によりRECボタンを押す数秒前から記録する機能)を選択します。

[ON]、[OFF]

[REC MODE]が[INTERVAL]または[ONE SHOT]のときは、[OFF]に固定されます。

  • 工場出荷値:[OFF]

[FILE SPLIT]

次の2つの条件がそろったとき、記録ファイルを4 GB単位で分割するか、1ファイルにするかを設定します。

  • [MENU]→[SYSTEM SETTINGS]→[SYSTEM MODE]→[MAIN CODEC]または[SUB CODEC]で、OP-1b形式のコーデックを選択中

  • 記録サイズが4 GBを超える場合

[ONE FILE]:1ファイルで記録します。

[SPLIT]:4 GB単位で分割します。

  • 工場出荷値:[ONE FILE]

[MAIN CODEC]がOP-Atom形式の場合、[SUB CODEC]側も[SPLIT]に固定されます。[MAIN CODEC]がProResフォーマットの場合、設定にかかわらず[ONE FILE]になります。

[TC]

[SET TC]

記録するタイムコードの初期値を設定します。

時:[00]…[23]

分:[00]…[59]

秒:[00]…[59]

フレーム:[00]…[23]([24p]、[23.98p]のとき)、[00]…[23]([50i]、[50p],[25p]のとき)、[00]…[29]([59.94i]、[59.94p]、[29.97p]のとき)

  • 工場出荷値:[00] (各項目)

[SET UB]

ユーザーズビットを設定します。[UB MODE]で[USER]を選択しているときのみ有効です。

各桁[00]…[FF]の範囲で設定できます。

  • 工場出荷値:[00]

[TC/UB/Dur.]

タイムコード表示をユーザーズビットやデュレーションカウンター表示に切り替えます。

[TC]、[UB]、[Dur.]

  • 工場出荷値:[TC]

[FREE/REC RUN]

内部タイムコードジェネレーターを歩進させる動作モードを設定します。[VFR]が[ON]に設定されているときは、[REC RUN]に固定されます。

[FREE RUN]:動作モードに関係なく歩進させます。

[REC RUN]:記録中のときに歩進させます。

  • 工場出荷値:[FREE RUN]

[DF/NDF]

本機内蔵のタイムコードジェネレーターのカウント方法を設定します。

[DF]:ドロップフレームモードを使用します。

[NDF]:ノンドロップフレームモードを使用します。

  • 工場出荷値:[NDF]

[MENU]→[SYSTEM SETTINGS]→[SYSTEM MODE]→[FREQUENCY]で[59.94i]、[59.94p]、[29.97p]を選択しているときのみ有効です。

[UB MODE]

ユーザーズビットモードを選択します。

[FRAME RATE]:カメラの撮像情報(フレームレートなど)を選択します。

[USER]:設定したユーザーズビット値を選択します。

[EXT INPUT]:〈TC IN/OUT〉端子に入力されているユーザーズビット値を記録します。

[TIME]:ローカル時刻を選択します。(時、分、秒)

[DATE]:ローカル日時を選択します。(西暦下2桁、月、日、時)

[USER CLIP NAME(TYPE3)]:MSBにCAM INDEX(A-Z)のASCII文字コードが入ります。また、LSBの3桁にREEL番号がASCII文字コードで入ります。

例:A123=0x41 0x31 0x32 0x33

[USER CLIP NAME]が[TYPE3]以外の場合には、0XFFFFを記録します。

  • 工場出荷値:[FRAME RATE]

[TC IN/OUT SEL]

〈TC IN/OUT〉端子の入出力を設定します。

[TC IN]、[TC OUT]

  • 工場出荷値:[TC IN]

[TC OUT]

〈TC IN/OUT〉端子に出力されるタイムコードを設定します。

[TCG]、[TCG/TCR]

  • 工場出荷値:[TCG]

[TC OUT REF]

〈TC IN/OUT〉端子から出力されるタイムコードの出力遅延を設定します。

[RECORDING]、[SDI OUT]

  • 工場出荷値:[RECORDING]

[REC METADATA]

[LOAD]

SDメモリーカードに保存されたメタデータアップロードファイルをロードします。

[RECORD]

ロードされているメタデータを記録時に付加するか、付加しないかを設定します。

[ON]:付加します。

[OFF]:付加しません。

  • 工場出荷値:[OFF]

[USER CLIP NAME]

[USER CLIP NAME]へ記録するデータを設定します。

V-RAWレコーダーを接続しているときは、[TYPE3]に固定されます。

([RECORD]が[ON]のとき)

[TYPE1]:ロードしたデータ設定値を記録します。

[TYPE2]:ロードしたデータとカウンター値を記録します。

[TYPE3]:CAM INDEXやREEL番号などで規定した設定値を記録します。

([RECORD]が[OFF]のとき)

[TYPE1]:[GLOBAL CLIP ID]と同じ値を記録します。

[TYPE2]:[CLIP NAME]と同じ値を記録します。

[TYPE3]:CAM INDEXやREEL番号などで規定した設定値を記録します。

  • 工場出荷値:[TYPE3]

[CAM INDEX]

[USER CLIP NAME]の[TYPE3]で使用するCAM INDEXを設定します。

[A]…[Z]

  • 工場出荷値:[A]

[NEXT REEL COUNT]

[USER CLIP NAME]の[TYPE3]で使用するREEL番号を設定します。すでにREEL番号が付与されているカードのREEL番号は、変わりません。

[001]…[999]

  • 工場出荷値:[001]

[COUNTER RESET]

[USER CLIP NAME]が[TYPE2]のとき、カウンター値をリセットします。

[PROPERTY]

ロードしたメタデータの確認を行います。修正はできません。

[REC BEEP SOUND]

[MODE]

記録開始時または記録停止時に、ビープ音を出力するかどうかを設定します。

[OFF]:記録開始時も記録停止時も出力しません。

[START]:記録開始時に出力します。

[STOP]:記録停止時に出力します。

[START & STOP]:記録開始時と記録停止時に出力します。記録停止時は、ビープ音の出力時間が記録開始時の約1.5倍になります。

  • 工場出荷値:[OFF]

[VOLUME]

記録開始時または記録停止時に出力するビープ音の音量を設定します。

[LOUD]、[MEDIUM]、[SMALL]

  • 工場出荷値:[MEDIUM]

[WINDOW BURN SW]

サブレコーダーに記録する映像に、テキスト表示を書き込みます。

[ON]、[OFF]

  • 工場出荷値:[OFF]

[WINDOW BURN SETTINGS]

[UPPER LEFT]

左上の表示を選択します。

[NONE]/ [CUSTOM BURN DATA1]/ [CUSTOM BURN DATA2]/ [CUSTOM BURN DATA3]/ [CAM INDEX]/ [REEL COUNT]/[CLIP NAME]/ [USER CLIP NAME(TYPE3)]/ [SHOOT DATE]/ [SENSOR FPS]/[SHUTTER]/[EI]/[COLOR TEMP]

  • 工場出荷値:[NONE]

[UPPER CENTER]

上部中央の表示を選択します。

[NONE]/ [CUSTOM BURN DATA1]/ [CUSTOM BURN DATA2]/ [CUSTOM BURN DATA3]/ [CAM INDEX]/ [REEL COUNT]/[CLIP NAME]/ [USER CLIP NAME(TYPE3)]/ [SHOOT DATE]/ [SENSOR FPS]/[SHUTTER]/[EI]/[COLOR TEMP]

  • 工場出荷値:[NONE]

[UPPER RIGHT]

右上の表示を選択します。

[NONE]/ [CUSTOM BURN DATA1]/ [CUSTOM BURN DATA2]/ [CUSTOM BURN DATA3]/ [CAM INDEX]/ [REEL COUNT]/[CLIP NAME]/ [USER CLIP NAME(TYPE3)]/ [SHOOT DATE]/ [SENSOR FPS]/[SHUTTER]/[EI]/[COLOR TEMP]

  • 工場出荷値:[NONE]

[LOWER LEFT]

左下の表示を選択します。

[NONE]/ [CUSTOM BURN DATA1]/ [CUSTOM BURN DATA2]/ [CUSTOM BURN DATA3]/ [CAM INDEX]/ [REEL COUNT]/[CLIP NAME]/ [USER CLIP NAME(TYPE3)]/ [SHOOT DATE]/ [SENSOR FPS]/[SHUTTER]/[EI]/[COLOR TEMP]

  • 工場出荷値:[NONE]

[LOWER CENTER]

下部中央の表示を選択します。

[NONE]/ [CUSTOM BURN DATA1]/ [CUSTOM BURN DATA2]/ [CUSTOM BURN DATA3]/ [CAM INDEX]/ [REEL COUNT]/[CLIP NAME]/ [USER CLIP NAME(TYPE3)]/ [SHOOT DATE]/ [SENSOR FPS]/[SHUTTER]/[EI]/[COLOR TEMP]

  • 工場出荷値:[NONE]

[LOWER RIGHT]

右下の表示を選択します。

[NONE]/ [CUSTOM BURN DATA1]/ [CUSTOM BURN DATA2]/ [CUSTOM BURN DATA3]/ [CAM INDEX]/ [REEL COUNT]/[CLIP NAME]/ [USER CLIP NAME(TYPE3)]/ [SHOOT DATE]/ [SENSOR FPS]/[SHUTTER]/[EI]/[COLOR TEMP]/[TC]

  • 工場出荷値:[NONE]

[CUSTOM BURN DATA1]

[WINDOW BURN]機能の[CUSTOM BURN DATA1]を設定します。(20文字以内)

  • 工場出荷値:(空欄)

[CUSTOM BURN DATA2]

[WINDOW BURN]機能の[CUSTOM BURN DATA2]を設定します。(20文字以内)

  • 工場出荷値:(空欄)

[CUSTOM BURN DATA3]

[WINDOW BURN]機能の[CUSTOM BURN DATA3]を設定します。(20文字以内)

  • 工場出荷値:(空欄)

[WATER MARK SW]

ウォーターマーク(サブレコーダーに記録する映像に入れる透かし文字)を選択します。

[ON]、[OFF]

  • 工場出荷値:[OFF]

[WATER MARK SETTINGS]

[MARK POSITION]

ウォーターマークを重畳する位置を選択します。

[UPPER LEFT]、[UPPER CENTER]、[UPPER RIGHT]、[CENTER LEFT]、[CENTER]、[CENTER RIGHT]、[LOWER LEFT]、[LOWER CENTER]、[LOWER RIGHT]

  • 工場出荷値:[CENTER]

[MARK LEVEL]

ウォーターマークの透過率を選択します。値が大きいほど透けます。[0%]の場合透けません。

[0%]、[25%]、[50%]、[75%]

  • 工場出荷値:[0%]

[CHAR EDIT]

ウォーターマークの文字を編集します。(32文字以内)

  • 工場出荷値:(空欄)

[CHAR SIZE]

ウォーターマークの文字サイズを選択します。

[SMALL]、[LARGE]

  • 工場出荷値:[LARGE]

[FRAME MARK SW]

フレームマーク(サブレコーダーに記録する映像に入れるフレームマーク)を選択します。

[ON]、[OFF]

  • 工場出荷値:[OFF]

[FRAME MARK SETTINGS]

[FRAME ASPECT]

フレームマークの画角を選択します。

[1.33:1]、[1.44:1]、[1.56:1]、[1.78:1]、[1.85:1]、[2.00:1]、[2.201:1]、[2.35:1]、[2.39:1]

  • 工場出荷値:[2.39:1]

[FRAME LEVEL]

フレームマーク外側のレベルを設定します。値が大きいほど映像が透けます。[0%]の場合透けず黒になります。

[0%]、[25%]、[50%]、[75%]

  • 工場出荷値:[0%]