Overview

VARICAM 35 ワークフロー

VARICAM 35 ワークフローの特長

VARICAM 35には、ポストプロダクションワークフローを加速させる「デイリーズ・イン・カメラ」を実現する、大きな３つの特長があります。

1. マスター映像とデイリーズの同時記録により、ポストプロダクションの時間とコストの短縮を実現します。
2. イン・カメラ・カラー・グレーディング カラーグレーディング機能を内蔵し、VARICAM 35のコントロールパネルもしくは他社製コントローラーによる有線・無線でのコントロールが可能です。 CDLファイル、3D LUTファイルはメインレコーダー・サブレコーダーに保存されます。
3. メインレコーダー・サブレコーダーは独立しており、グレーディング結果を反映しない非破壊映像(Non-Destructive)とグレーディング結果を焼きこむ(Baked-in)を選択可能です。

4K Workflow Partners

下記に示す各社は、2018年3月時点の「4Kワークフローパートナー」です。
4Kワークフローパートナーは、AVC-Intra 4K、V-RAW、イン・カメラ・カラー・グレーディングなど、
VARICAM 4Kワークフローへの対応への取り組みを表明しています。

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グレーディング制御

オンセットグレーディングは、VARICAM 35のコントロールパネルもしくは他社製コントローラーによる有線・無線でのコントロールによって可能です。グレーディングの結果はメインレコーダー・サブレコーダー・V-RAWレコーダーに保存されます。VARICAMの3D-LUTデーターをV-Log映像データーと共にカラーグレーディング システムに受け渡すことができます。In Camera Color Gradingシステムからも3D-LUTデーターは提供されます。また、テスト撮影で作成した3D-LUTデーターを.vltファイル形式でSDカードを使用してVARICAMに取り込むことができます。

イン・カメラ・カラー・グレーディング

ビューイング・素材コピー・クリップマネジメント

※1 DaVinci Resolve ver 11.3.1は取り込み時のクリップ・リストアップ時間が大幅に改善されました。
※2 AVC-Intra4K-LT記録ファイルのフル画質再生には対応しておりません。

P2 Viewer Plusによるクリップマネジメント

P2 Viewer Plusは以下のクリップマネジメント機能に対応します。(最新のファームウェアは こちら)

1. 1. DPXファイル変換 AVC-Intra422、AVC-Intra444、AVC-IntraLT 圧縮ファイルのDPX RGB 444 10ビットファイルへの変換に対応。
   
   
2. 2. VARICAMワークフロー対応 　　
   • リネームコピー機能
     P2のクリップをメタデータで指定されたTYPE3のユーザークリップ名のロングファイル名に変換してコピーします。
   • クリップレポート
     クリップのメタデータの一覧をCSV形式で出力します。　　
   • 撮影情報表示
   

編集

※1 AVC-Intra4K422出力に対応。
※2 AVC-Intra-LT Import for Adobe プラグインソフト（無償）で対応します。 Calibrated Software 社ウェブサイト

グレーディング・マスタリング

※1 DaVinci Resolve ver 11.3.1は取り込み時のクリップ・リストアップ時間が大幅に改善されました。
※※ P2 Viewer Plus ver 2.3.20でAVC-IntraファイルをDPXファイル(10ビット)に変換することで対応します。