［REC SETTINGS］メニュー

記録機能の各種項目を設定します。

［CARDS/MEDIA］

［FORMAT MEDIA］

指定したスロットのSDカードをフォーマットします。フォーマットにより消去されたデータは、復元できません。必ずデータを確認したあとにフォーマットしてください。

選択できる項目は、次のとおりです。

  • ［SLOT1］、［SLOT2］

［CLIP NAME］

［CAM INDEX］

記録するMOV形式のファイルの名前に使用するCAM INDEXを設定します。 アルファベットの大文字を1文字設定します。SDカードのボリュームラベルに格納する値としても使用します。

設定できる項目は、次のとおりです。

  • ［A］…［Z］

（工場出荷値：［A］）

［NEXT REEL COUNT］

記録するMOV形式のファイルの名前に使用するREEL COUNTを設定します。次の場合に［NEXT REEL COUNT］での設定値がREEL COUNTとして［CAM INDEX］の設定値とともに、SDカードのボリュームラベルに格納されます。また、格納した後に設定値は1つ繰り上がります。（［999］の次は［001］に戻ります）

  • SDカードをフォーマットしたとき

  • REEL COUNTがボリュームラベルに格納されていないSDカードで記録したとき

設定できる項目は、次のとおりです。

  • ［001］…［999］

（工場出荷値：［001］）

［2 SLOTS FUNC.］

2枚のSDカードを利用した記録機能を設定します。

［OFF］

設定しません。

［RELAY REC］

リレー記録に設定します。

［SIMUL REC］

サイマル記録に設定します。

（工場出荷値：［RELAY REC］）

［PRE REC］

プリレックを行うかどうかを設定します。

プリレック時間は［SYSTEM SETTINGS］メニュー→［SYSTEM MODE］→［MAIN PIXEL］/［MAIN CODEC］の設定によって異なります。

［ON］

プリレックを行います。

プリレック時間は次のとおりです。

  • ［MAIN PIXEL］が［1280×720］、［1920×1080］、［2048×1080］：約10秒

  • ［MAIN CODEC］が［422ALL-I 400M］：約3秒

  • 上記以外の場合：約5秒

［OFF］

プリレックを行いません。

（工場出荷値：［OFF］）

［REC FUNCTION］

［REC MODE］

記録の方式を選択します。

［NORMAL］

通常記録を行います。

［INTERVAL］

インターバル記録を行います。（設定した時間間隔で1フレーム記録する動作を繰り返し行う機能です）

（工場出荷値：［NORMAL］）

［INTERVAL TIME］

インターバル記録を行うときのインターバル時間を設定します。

設定できる項目は、次のとおりです。

  • ［1s］、［2s］、［5s］、［10s］、［30s］、［1min］、［5min］、［10min］

（工場出荷値：［5min］）

［TC］

［SET TC］

記録するタイムコードの初期値を設定します。

時

［00］…［23］

分

［00］…［59］

秒

［00］…［59］

フレーム

［00］…［23］（［24.00p］、［23.98p］のとき）

［00］…［24］（［50.00i］、［50.00p］、［25.00p］のとき）

［00］…［29］（［59.94i］、［59.94p］、［29.97p］のとき）

（工場出荷値：［00］）（各項目）

［SET UB］

ユーザーズビットを設定します。

［TC］の［UB MODE］で［USER］を選択しているときのみ有効です。

各桁、次の範囲で設定できます。

  • ［00］…［FF］

（工場出荷値：［00］）

［TC/UB/Dur.］

タイムコードの表示を、ユーザーズビットやデュレーションカウンターの表示に切り替えます。

設定できる項目は、次のとおりです。

［TC］

タイムコード表示

［UB］

ユーザーズビット表示

［Dur.］

デュレーションカウンター表示

（工場出荷値：［TC］）

［FREE/REC RUN］

タイムコードジェネレーターを歩進させる動作モードを設定します。

［FREE RUN］

動作モードに関係なく歩進させます。

［REC RUN］

記録中のみ歩進させます。

（工場出荷値：［FREE RUN］）

［DF/NDF］

タイムコードジェネレーターのカウント方法を設定します。

［SYSTEM SETTINGS］メニュー→［SYSTEM MODE］→［FREQUENCY］→［59.94i］/［59.94p］/［29.97p］に設定しているときのみ、有効になります。

［DF］

ドロップフレームモードを使用します。

［NDF］

ノンドロップフレームモードを使用します。

（工場出荷値：［NDF］）

［UB MODE］

ユーザーズビットを選択します。ユーザーズビット情報はクリップに記録されます。また、SDI信号のLTC UB、VITC UBとしても出力されます。

［FRAME RATE］

カメラの撮像情報（フレームレートなど）を選択します。

［USER］

［SET UB］で設定したユーザーズビットを選択します。

［TIME］

ローカル時刻を選択します。（時、分、秒）

［DATE］

ローカル日時を選択します。（西暦下2桁、月、日、時）

［CLIP NAME］

MOV形式のファイルとして記録されるCAM INDEX（A…Z）のASCII文字コードがMSBに入ります。また、MOV形式のファイルとして記録されるREEL COUNTが3桁のASCII文字コードがLSB3桁に入ります。（例：A123=0x41 0x31 0x32 0x33）［SYSTEM SETTINGS］メニュー→［SYSTEM MODE］→［MAIN CODEC］でMOV形式に設定されていない場合でも記録します。

（工場出荷値：［USER］）

［TC IN/OUT SEL］

〈TC IN/OUT〉端子の入出力を設定します。

［TC IN］

タイムコード入力に設定します。

［TC OUT］

タイムコード出力に設定します。

（工場出荷値：［TC IN］）

［TC OUT REF］

〈TC IN/OUT〉端子から出力されるタイムコードの出力遅延を設定します。

［RECORDING］

記録タイムコードを遅延なしに出力します。本機のタイムコードをマスターにして2台で同時撮りするときに使用します。

［SDI OUT］

〈SDI OUT〉端子からの出力映像に合わせます。〈SDI OUT〉端子から映像が出力されていないときは遅延なしに出力します。

（工場出荷値：［RECORDING］）