ファイル名形式

[MENU]→[REC SETTINGS]→[FILE NAME STYLE]で記録されるクリップのファイル名の形式を設定できます。

[CINE]

co_other_file_name_cine_1
  1. CAM INDEX

  2. REEL番号

  3. クリップ番号

  4. 日付

  5. レコーディングモジュールのシリアル番号から生成されるハッシュタグ

co_other_file_name_cine_2

ファイル名形式を[CINE]に設定すると、記録されるクリップはCAM INDEX、REEL番号、クリップ番号で構成されるファイル名になります。(図1)

HOME画面のREEL番号とクリップ番号アイコンの左側にはCAM INDEX、REEL番号、クリップ番号をファイル名に含めることを示すFが表示されます。(図2)

[USER CLIP NAME]の設定は[TYPE3]に固定され、変更できなくなります。

次の場合は、[FILE NAME STYLE]の設定にかかわらず、[P2]設定されたときと、同じ動作となります。

  • 記録メディアにP2メモリーカードまたはSDHCメモリーカードが含まれる場合

    [CINE]設定のファイル名形式はexpressP2メモリーカードおよびSDXCメモリーカードのみ対応しています。メインスロット、サブスロットには対応したメモリーカードを挿入するようにしてください。

記録メディアが理由で、[CINE]設定の動作ができない場合は、次のようになります。

  • HOME画面にimageicon_warning_yellowが表示されます。

    REEL番号とクリップ番号アイコンの左側にはメタデータだけに記録することを示すMが表示されます。(図3)

  • INFO画面から[DIAGNOSTICS]画面を開くとワーニング表示[CINE STYLE DISABLED!]と次のいずれかが表示されます。

    • [expressP2 REQUIRED]:メインスロットにexpressP2メモリーカードを挿入してください。

    • [SDXC CARD REQUIRED]:サブスロットにSDXCメモリーカードを挿入してください。

記録ファイル名と同名のファイルが記録メディアにすでに存在する場合は、次のようになります。

  • メインスロットのクリップを削除しても、サブスロットにある同時記録クリップを削除しないとサブスロットのクリップ番号ファイル名が重複してしまうことがあります。

[P2]設定のファイル名形式で記録された場合でも、本来付けるべきファイル名はメタデータに記録されています。専用ソフトウェアP2 Viewer Plusのリネームコピー機能を使うと、[CINE]設定のファイル名形式に変更でき、パーソナルコンピューターへ取り込むことができます。

[P2]

co_other_file_name_p2

ファイル名形式を[P2]に設定すると、記録されるクリップはP2独自形式のファイル名になります。

記録フォーマットや記録メディアの条件により、4 GBでファイルが分割されてしまう場合は、それぞれ異なるファイル名を与えることができます。分割情報がファイルに含まれているためP2機器または専用ソフトウェアP2 Viewer Plusでは1つのクリップとして扱うことができます。(図1)

[USER CLIP NAME]を[TYPE3]に設定しているとき、HOME画面のREEL番号とクリップ番号アイコンの左側は空欄となります。(図2)