[PERIPHERAL]

ネットワークやGPSなど周辺機器と連携して使用する機能に関する設定をします。

項目

設定内容

[GPS]

内蔵のGPSの設定をします。

[ON]:GPSを動作させます。位置情報を〈SDI OUT〉端子の信号に出力し、クリップメタデータに記録します。

[OFF]:GPSを動作させません。位置情報の出力や記録はしません。

  • 工場出荷値:[OFF]

[NETWORK SEL]

外部機器(パーソナルコンピューターなど)と本機をネットワーク接続するときの接続方法を設定します。

[LAN]:〈LAN〉端子で接続します。

[WLAN]:ワイヤレスLANで接続します。

[4G/LTE]:4G/LTEで接続します。

[OFF]:接続しません。

  • 工場出荷値:[OFF]

[NETWORK FUNC]

[USER ACCOUNT]

本機のネットワーク機能で認証に用いるユーザーアカウントを設定します。

[ACCOUNT LIST]

設定されているアカウント名を表示します。また、アカウントの新規登録や削除を行うことができます。

[FTP CLIENT SERVICE]

[TCP CTRL PORT1]

TCP制御ポート1を設定します。通常は変更しないでください。もし変更した場合には、再起動後に有効になります。[TCP CTRL PORT1]、[TCP CTRL PORT2]、[UDP CTRL PORT1]、[UDP CTRL PORT2]にはそれぞれ異なる値を設定してください。

  • 工場出荷値:[49152]

[TCP CTRL PORT2]

TCP制御ポート2を設定します。通常は変更しないでください。もし変更した場合には、再起動後に有効になります。[TCP CTRL PORT1]、[TCP CTRL PORT2]、[UDP CTRL PORT1]、[UDP CTRL PORT2]にはそれぞれ異なる値を設定してください。

  • 工場出荷値:[59152]

[UDP CTRL PORT1]

UDP制御ポート1を設定します。通常は変更しないでください。もし変更した場合には、再起動後に有効になります。[TCP CTRL PORT1]、[TCP CTRL PORT2]、[UDP CTRL PORT1]、[UDP CTRL PORT2]にはそれぞれ異なる値を設定してください。

  • 工場出荷値:[49153]

[UDP CTRL PORT2]

UDP制御ポート2を設定します。通常は変更しないでください。もし変更した場合には、再起動後に有効になります。[TCP CTRL PORT1]、[TCP CTRL PORT2]、[UDP CTRL PORT1]、[UDP CTRL PORT2]にはそれぞれ異なる値を設定してください。

  • 工場出荷値:[49154]

[SERVER URL]

FTPクライアント機能におけるプロキシーファイル転送先サーバー名、およびフォルダーを設定します。

サーバー名またはアドレスのみ入力したとき、サーバーのログインフォルダーへ転送します。

サーバー名またはアドレス/フォルダーの形式で入力したとき、サーバーの指定フォルダーへ転送します。

[LOGIN USER]

接続するユーザーIDを設定します。

[LOGIN PASSWORD]

接続するパスワードを設定します。

メニューの設定値の表示は[*]で表示されます。

[SSH]

SSHを用いてファイルを転送する場合に設定します。

[ENABLE]:SSHを使用します。

[DISABLE]:SSHを使用しません。

  • 工場出荷値:[DISABLE]

[SSH PORT]

SSHを使用するときのネットワークのポート番号を設定します。

サーバー側と同じ番号に設定してください。 メニューの設定値の表示は[*]で表示されます。

  • 工場出荷値:[22]

[LAN PROPERTY]

[MAC ADDRESS]

本機の〈LAN〉端子のMACアドレスを表示します。(変更できません)

[DHCP]

DHCPによる自動取得を利用するかどうかを設定します。([DHCP SERVER]の設定とは排他)

[ENABLE]:自動取得を利用します。

[DISABLE]:自動取得を利用しません。[IP ADDRESS]、[SUBNET MASK]、[DEFAULT GATEWAY]、[PRIMARY DNS]、[SECONDARY DNS]を設定してください。

  • 工場出荷値:[ENABLE]

[IP ADDRESS]

[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、IPアドレスを設定します。

  • 工場出荷値:[192.168.0.1]

[SUBNET MASK]

[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、サブネットマスクを設定します。

  • 工場出荷値:[255.255.255.0]

[DEFAULT GATEWAY]

[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、デフォルトゲートウェイを設定します。

  • 工場出荷値:[192.168.0.254]

[PRIMARY DNS]

[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、優先DNSサーバーを設定します。

  • 工場出荷値:[0.0.0.0]

[SECONDARY DNS]

[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、代替DNSサーバーを設定します。

  • 工場出荷値:[0.0.0.0]

[DHCP SERVER]

有線LANで接続しているときに、DHCP SERVER機能を利用するかどうか設定します。([DHCP]の設定とは排他)

[ENABLE]:DHCP SERVER機能を利用します。

[DISABLE]:DHCP SERVER機能を利用しません。

  • 工場出荷値:[DISABLE]

[WIRELESS PROPERTY]

[MAC ADDRESS]

本機のワイヤレスLANのMACアドレスを表示します。(変更できません)

[TYPE]

接続方法を設定します。

[DIRECT]:本機のネットワーク機能にスマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピューターから直接アクセスできます。

[INFRA]:ワイヤレスアクセスポイントと接続します。

  • 工場出荷値:[DIRECT]

[SSID INPUT MODE]

SSIDの設定方法を設定します。

[WIRELESS PROPERTY]の[TYPE]が[INFRA]に設定されているときに設定できます。

[SELECT]:アクセスポイントの一覧から選択します。

[MANUAL]:手動で入力します。

  • 工場出荷値:[SELECT]

[SSID]

ネットワーク名(SSID)を表示します。

工場出荷値:[AU-V35LT1]

[BAND]

2つの通信方式(2.4 GHzまたは5 GHz)を切り替えます。

[2.4GHz]、[5GHz]

  • 工場出荷値:[2.4GHz]

[CHANNEL(2.4GHz)]

[TYPE]で[DIRECT]を選択し、かつ、[BAND]で[2.4GHz]を選択し、ワイヤレスLANで接続しているときに、使用するチャンネルを設定します。

[AUTO]、[CH1]、[CH6]、[CH11]

  • 工場出荷値:[AUTO]

[CHANNEL(5GHz)]

[TYPE]で[DIRECT]を選択し、かつ、[BAND]で[5GHz]を選択し、ワイヤレスLANで接続しているときに、使用するチャンネルを設定します。

装着するワイヤレスモジュールによって、選択肢が変わります。

[AUTO]、[CH36]、[CH40]、[CH44]、[CH48]、[CH100]、[CH104]、[CH108]、[CH112]、[CH116]、[CH132]、[CH136]、[CH140]、[CH149]、[CH153]、[CH157]、[CH161]、[CH165]

  • 工場出荷値:[AUTO]

[ENCRYPTION]

暗号化方式を設定します。

[WPA-TKIP]、[WPA-AES]、[WPA2-TKIP]、[WPA2-AES]、[NONE]

  • 工場出荷値:[WPA2-AES]

[ENCRYPT KEY]

暗号化キーを設定します。8~63文字の文字列または64桁の16進数で設定します。

  • 工場出荷値:[01234567890123456789abcdef]

[DHCP]

[TYPE]で[INFRA]を選択しているとき、DHCPによる自動取得を利用するかどうかを設定します。

[ENABLE]:自動取得を利用します。

[DISABLE]:自動取得を利用しません。[IP ADDRESS]、[SUBNET MASK]、[DEFAULT GATEWAY]、[PRIMARY DNS]、[SECONDARY DNS]を設定してください。

  • 工場出荷値:[ENABLE]

[IP ADDRESS]

[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、IPアドレスを設定します。

  • 工場出荷値:[192.168.0.1]

[SUBNET MASK]

[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、サブネットマスクを設定します。

  • 工場出荷値:[255.255.255.0]

[DEFAULT GATEWAY]

[TYPE]で[INFRA]を選択し、[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、デフォルトゲートウェイを設定します。

  • 工場出荷値:[192.168.0.254]

[PRIMARY DNS]

[TYPE]で[INFRA]を選択し、[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、もしくは[DHCP]で[ENABLE]を選択し、優先DNSサーバーを取得できないとき、優先DNSサーバーを設定します。

  • 工場出荷値:[0.0.0.0]

[SECONDARY DNS]

[TYPE]で[INFRA]を選択し、[DHCP]で[DISABLE]を選択しているとき、もしくは[DHCP]で[ENABLE]を選択し、優先DNSサーバーを取得できないとき、代替DNSサーバーを設定します。

  • 工場出荷値:[0.0.0.0]

[DHCP SERVER]

[TYPE]で[DIRECT]を選択しているとき、DHCP SERVER機能を利用するかどうかを設定します。

[ENABLE]:DHCP SERVER機能を利用します。

[DISABLE]:DHCP SERVER機能を利用しません。

  • 工場出荷値:[ENABLE]

[4G/LTE PROPERTY]

[APN]

プロバイダーから提供されたAPN(アクセスポイント名)を設定します。

[USER ID]

プロバイダーから提供されたユーザー名を設定します。

[PASSWORD]

プロバイダーから提供されたパスワードを設定します。

[DIAL NO.]

電話番号を設定します。詳しくは、ご契約のプロバイダーの説明書を参照してください。

[NETWORK TOOLS]

[LOG DISPLAY]

接続ログを表示します。

[STATUS DISPLAY]

ネットワークの状態を表示します。

[INITIALIZE]

ネットワークの各種設定を工場出荷時の状態に戻します。

[PING]

[MENU]→[PERIPHERAL]→[FTP CLIENT SERVICE]→[SERVER URL]で指定したサーバーに対し、PINGコマンドを使用してネットワークの接続を確認します。