タイムデータの概要
ユーザーズビット
2種類のユーザーズビットを内蔵しています。
LTC UB:LTCとして記録し、〈TC IN/OUT〉端子から出力されます。また、SDI信号のLTCとしても出力されます。
VITC UB:VITCとして記録されます。また、SDI信号のVITCとして出力されます。
LTC UBは、ユーザー設定値、時刻、年月日、タイムコードと同じ値、カメラ撮影のフレームレート情報、〈TC IN/OUT〉端子からの外部信号の入力値などを、それぞれ別に選択して記録できます。
VITC UBは、カメラ撮影のフレームレート情報が記録されます。
クリップメタデータのユーザーズビットには、記録開始時のLTC UB値が記録されます。
デュレーション(クリップ長)カウンター
記録開始のたびに0からカウントされ、記録終了時に、記録したクリップの時間が表示されます。
日時(リアルタイム)
内蔵時計は、電源を切っている間のフリーランタイムコードの計測や、ユーザーズビットの時刻、年月日データとして使用されます。さらに、クリップを記録するときにファイル生成時刻のもととなり、サムネールの並びや再生順序が決まります。
クリップメタデータや、UMID(Unique Material Identifier)の生成にも使用されます。
詳しくは「内蔵時計の日付/時刻の設定」を参照してください。