スキントーン機能

人物の肌をよりなめらかに撮影するための機能です。

一般的な設定

［スキントーンディテールA］/［スキントーンディテールB］/［スキントーンディテールC］：スキントーンディテール機能をどのような肌色で働かせるか、［スキントーンディテールA］/［スキントーンディテールB］/［スキントーンディテールC］の3つのデータから選択します。［スキントーンディテールA］/［スキントーンディテールB］/［スキントーンディテールC］は単独でも、組み合わせても設定できます。

［スキントーンゼブラ］：［スキントーンディテールA］/［スキントーンディテールB］/［スキントーンディテールC］を有効にしているとき、選択している肌色の領域にゼブラパターンを表示します。ゼブラパターンは、［スキントーンディテール設定］で選択されたエリアを表示します。

より高度な設定

［シーンファイル］メニュー→［スキントーンディテール設定］で設定します。

［検出テーブル］：スキントーンテーブルを効かせる被写体の肌色テーブルを選択します。

［スキントーンディテール効果］：スキントーンディテールの効果レベルを設定します。

映像信号の色成分（R/G/B）を色差信号（R-Y/B-Y）に置き換えて表すと（図1）のようになります。この中で、赤-シアン色相にある軸（I軸）、緑-マゼンタ色相にある軸（Q軸）を用いて次のスキントーンを効かせるエリアを設定します。
［I軸エリア中心位置］：I軸上の中心位置の設定（スキントーンを効かせるエリアの設定）を行います。
［I軸エリア幅］：［I軸エリア中心位置］を中心としたI軸上のスキントーンを効かせるエリア幅を設定します。
［Q軸エリア幅］：［I軸エリア中心位置］を中心としたQ軸上のスキントーンを効かせるエリア幅を設定します。
［Q軸エリア位相］：Q軸を基準としたスキントーンを効かせるエリアの位相を設定します。

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