[IN/OUT SEL]

〈SDI OUT/IN(OP)〉、〈HDMI〉、〈MON OUT〉、〈TC IN/OUT〉端子からの出力に関する設定をします。

項目

設定内容

[SDI OUT]

〈SDI OUT/IN(OP)〉端子からの映像出力を設定します。

[ON]:映像を出力します。

[OFF]:映像を出力しません。

  • 工場出荷値:[ON]

[SDI OUT CHAR]

〈SDI OUT/IN(OP)〉端子の出力映像にキャラクターを重畳するかどうかを選択します。

[ON]:重畳します。

[OFF]:重畳しません。

  • 工場出荷値:[OFF]

メインメニュー→[SYSTEM MODE]→[LINE&FREQ]で[1080-23.98PsF]に設定されている場合は、〈SDI OUT/IN(OP)〉端子からの出力映像にキャラクターは重畳されず、このメニュー項目は表示されません。

[SDI EDH]

〈SDI OUT/IN(OP)〉端子からの出力がSD信号(480iおよび576i)のとき、EDHを重畳するかどうかを選択します。

[ON]:重畳します。

[OFF]:重畳しません。

  • 工場出荷値:[ON]

[HD SDI REMOTE]

HD SDI出力時に、〈SDI OUT/IN(OP)〉端子に接続された外部機器(レコーダーなど)に対する記録動作制御機能を使用するかどうかを設定します。

[ON]:外部機器の記録動作を制御します。

[OFF]:外部機器の記録動作を制御しません。

  • 工場出荷値:[OFF]

[DOWNCON SETTING]

[DETAIL]

ダウンコンバーター出力信号に対するディテール機能の[ON]/[OFF]を設定します。

[ON]、[OFF]

ダウンコンバーター出力信号には、HD信号処理時に設定されたディテール成分が含まれます。

この設定は、その信号にダウンコンバーター出力専用のディテール成分を重畳します。

  • 工場出荷値:[ON]

[H.DTL LEVEL]

ダウンコンバーター出力信号に対する水平ディテール補正レベルを設定します。

[0]…[31]

  • 工場出荷値:[8]

[V.DTL LEVEL]

ダウンコンバーター出力信号に対する垂直ディテール補正レベルを設定します。

[0]…[31]

  • 工場出荷値:[4]

[DTL CORING]

ディテールのノイズ除去レベルを設定します。

[0]…[15]

  • 工場出荷値:[1]

[H.DTL FREQ]

水平ディテール周波数を選択します。

[2.5MHz]、[3MHz]、[3.5MHz]、[4MHz]、[4.5MHz]

  • 工場出荷値:[3.5MHz]

[MON/HDMI ZEBRA]

モニター出力端子(〈HDMI〉、〈MON OUT〉)から出力される映像信号に、ゼブラパターンを重畳するかを選択します。

[ON]:重畳します。

[OFF]:重畳しません。

  • 工場出荷値:[OFF]

[TC IN/OUT SEL]

〈TC IN/OUT〉端子を入力として使用するか出力として使用するかを選択します。

[TC OUT]:出力として使用します。

[TC IN]:入力として使用します。

  • 工場出荷値:[TC OUT]

[TC OUT]

〈TC IN/OUT〉端子から出力されるタイムコードの種類を設定します。

[TCG]:常に本機のタイムコードジェネレーターの値を出力します。

[TCG/TCR]:カメラ映像出力時はタイムコードジェネレーター値を、再生映像出力時は、再生されたタイムコード値を出力します。

  • 工場出荷値:[TCG]

[TC OUTPUT REF]

〈TC IN/OUT〉端子から出力されるタイムコードの出力遅延を設定します。

[RECORDING]:記録タイムコードを遅延なしに出力します。本機のタイムコードをマスターにして2台で同時撮りするときに使用します。

[MON OUT]:出力映像に合わせます。

  • 工場出荷値:[MON OUT]