USBホストモードでの外部機器との接続

〈USB2.0〉端子(ホスト)に、USB 2.0で接続できるハードディスクドライブやソリッドステートドライブなどのストレージデバイスを接続して、カードデータの保存などができます。

USBホストモードへの切り替え

co_body_connect_USB3.0

〈USB2.0〉端子(ホスト)とストレージデバイスを接続する。(図1)

メインメニュー→[NETWORK SETUP]→[USB MODE SELECT]で[STORAGE]に設定する。

詳しくは「設定メニューの基本操作」を参照してください。

メインメニュー→[NETWORK SETUP]→[USB MODE]で[ON]に設定する。

  • USBホストモードに切り替わります。

  • USBホストモード中は、ビューファインダーの中央に[USB STORAGE CONNECTED]と表示されます。USB接続移行中やハードディスクドライブが正常に接続できていない場合は、[USB STORAGE CONNECTING...]と表示されます。

〈THUMBNAIL〉ボタンを押す。

  • サムネール画面に移行します。

  • 画面の右上にimageicon_usb_white(白色)が表示されていることを確認してください。

  • ストレージデバイスが接続されている場合は、右上のストレージデバイスの状態表示を示すアイコンが点灯します。ただし、マークが赤く点灯している場合は使用できない状態であることを示します。

USBホストモードを終了する。

次の2通りの方法があります。

  • 本機の〈POWER〉スイッチを〈OFF〉にする。

  • サムネール画面を閉じた状態で、メインメニュー→[NETWORK SETUP]→[USB MODE]で[OFF]に切り替える。

  • [USB MODE]機能を割り当てたUSERボタンを押す。ただし、メニューやサムネールを開いているときは無効です。

ストレージデバイスのタイプと利用できる機能について

使用するストレージデバイスにより、利用できる機能が異なります。ストレージデバイスのタイプはストレージデバイスのエクスプロアー画面左側に[PARTITION]に続けて表示されます。

詳しくは「ストレージデバイスの情報の表示(エクスプロアー画面)」を参照してください。

P2メモリーカードまたは32 GB以下のmicroP2メモリーカード

32 GBを超えるmicroP2メモリーカード

本機では、ストレージデバイスからの再生はできません。コンテンツの再生はP2カードにインポートしてから行ってください。

クリップの追加書き込みを行った場合は、そのパーティションのカード単位での書き戻しはできなくなります。

2 TB以上のストレージデバイスの場合、フォーマットはできません。

ストレージデバイスをフォーマットする

ストレージデバイスを[TYPE S]または[FAT]で使用できる形式に初期化します。

co_osd_storage_format

メインメニュー→[CLIP]→[EXPLORE]で[STORAGE]を選択する。

エクスプロアー画面が開きます。

メインメニュー→[CLIP]→[FORMAT(STORAGE)]でフォーマットしたい形式([TYPE S]、[FAT])を選択する。(図1)

確認メッセージで[YES]を選択し、〈SET〉ボタンを押す。

再度、確認メッセージが出たら[YES]を選択し、〈SET〉ボタンを押す。

ストレージデバイスがフォーマットされます。

カード単位でストレージデバイスへエクスポートする

P2カード単位でストレージデバイスへエクスポート(P2カードからストレージデバイスへの書き出し)を行うことができます。ストレージデバイスのフォーマット形式によってコピー結果と最大コピー枚数が異なります。ストレージデバイスの容量を超えてコピーできません。

co_osd_storage_export

クリップ単位でストレージデバイスへコピーする

選択したクリップだけをストレージデバイスへコピーできます。

サムネール画面を表示し、カーソルボタンでコピーするクリップにカーソルを合わせて、〈SET〉ボタンを押す。

複数のクリップを選択することもできます。

メインメニュー→[CLIP]→[COPY]で[STORAGE]を選択する。

ストレージデバイスのフォルダーまたはパーティション一覧が表示されます。

コピー先を選択し、〈SET〉ボタンを押す。

確認メッセージで[YES]を選択し、〈SET〉ボタンを押す。

コピーが始まります。コピー中は進捗バーが表示されます。

コピーが完了すると[COPY COMPLETED!]と表示されます。

ストレージデバイスの情報の表示(エクスプロアー画面)

エクスプロアー画面表示では、次の操作ができます。

  • ストレージデバイス情報の表示

  • ストレージデバイスのパーティション、またはフォルダーのサムネールの表示・選択

  • 操作対象のパーティションまたはフォルダーの選択

エクスプロアー画面は、メインメニュー→[CLIP]→[EXPLORE]で[STORAGE]を選択すると表示されます。

osd_storage_explorer_ex
  1. ストレージデバイスインジケーター

    接続/未接続の区別、ストレージデバイスのタイプが表示されます。

  2. 表示状態

    ストレージデバイスのエクスプロアー画面であることを示します。

  3. デバイス情報

    [TYPE S]、[P2STORE]の場合(カード単位で書き込み/読み出しができるストレージデバイス)

    [PARTITION]

    [TYPE S]/[P2STORE]

    [VENDOR]

    ベンダー名

    [MODEL]

    モデル名

    [SIZE]

    総容量(単位:GB)

    [USED]

    使用量(単位:GB)

    使用P2カード領域(単位:枚数)最大23

    [FREE CAP.]

    残量(単位:GB)

    [SELECTED PART.]

    選択されたパーティション数

    [FAT]、[OTHER]の場合(その他のストレージデバイス)

    [PARTITION]

    [FAT]/[OTHER]

    [VENDOR]

    ベンダー名

    [MODEL]

    モデル名

    [SIZE]

    総容量(単位:GB)

    [FREE CAP.]

    残量(単位:GB)

    [SELECTED PART.]

    選択されたフォルダー数

  4. パーティション情報またはフォルダー情報

    [TYPE S]、[P2STORE]の場合(パーティション情報)

    indicator_select

    パーティションを操作対象として選択している場合、チェックマークを表示

    [NO.]

    パーティション番号

    [MODEL]

    P2カードのモデル名

    [PARTITION NAME]

    パーティションにつけられた名称

    [DATE]

    パーティション記録日

    [TIME]

    パーティション記録時刻

    [SERIAL]

    P2カードのシリアル番号

    [FAT]、[OTHER]の場合(フォルダー情報)

    indicator_select

    パーティションを操作対象として選択している場合、チェックマークを表示

    [NO.]

    フォルダー番号

    [FOLDER NAME]

    フォルダー名(CONTENTSフォルダーは含みません)

    [DATE]

    フォルダー作成日

    [TIME]

    フォルダー作成時刻

エクスプロアー画面で操作対象のパーティション/フォルダーを選択する

パーティション/フォルダーを操作対象として選択すると、選んだパーティション/フォルダーに含まれる全てのクリップを一括してサムネールとして表示できます。最大6パーティション/フォルダーまで選べます。7個目を指定した場合は、設定できずワーニングが表示されます。

co_osd_storage_explore_select

エクスプロアー画面で、パーティション/フォルダーへカーソルを合わせる。

〈SET〉ボタンを長押し(1秒以上)する。

パーティション/フォルダーが選択され、チェックマークが表示されます。(図1)

操作対象の選択はストレージデバイスを切り離すか電源を切るまで有効です。操作対象の選択を解除する場合は、選択されたパーティションで再度〈SET〉ボタンを長押し(1秒以上)します。

〈CANCEL〉ボタンを押すと全ての選択が解除されます。

エクスプロアー画面でパーティション名を設定する

ストレージデバイスが[TYPE S]の場合、パーティションに名称(最大20文字)を付けることができます。設定したパーティション名は、エクスプロアー画面の[PARTITION NAME]に表示されます。

エクスプロアー画面で、設定したいパーティションにカーソルを合わせる。

〈SET〉ボタンを押すと、サムネールの一覧を表示してパーティション名を付けることもできます。

メインメニュー→[CLIP]で[CHANGE PARTITION NAME]を選択する。

ソフトキーボードが表示されます。

パーティションに設定する名称を入力し、[OK]を選択する。

パーティション名称が設定されます。

エクスプロアー画面で最後のパーティションの削除

[TYPE S]タイプのストレージデバイスの最後のパーティションが削除できます。

エクスプロアー画面で、最後のパーティションにカーソルを合わせる。

メインメニュー→[CLIP]で[DELETE LAST PARTITION]を選択する。

ストレージデバイスのクリップサムネール表示

サムネールを表示する

ストレージデバイスに保存したクリップも、本機に装着したP2カードと同様にサムネール画面を表示して管理できます。

co_osd_clip_thumbnail

エクスプロアー画面を表示する。

パーティションまたはフォルダー一覧が表示されます。

カーソルボタンでサムネール画面表示したいパーティションまたはフォルダーにカーソルを合わせ、〈SET〉ボタンを押す。

パーティションまたはフォルダーのクリップがサムネール表示されます。また、元のエクスプロアー画面へは〈EXIT〉ボタンを押すことで戻ります。

クリップの情報を表示する

ストレージデバイスに保存したクリップの各種メタデータを表示できます。表示方法はP2カードのクリップのプロパティーと同じです。

ストレージデバイスのサムネール画面で、対象のクリップへカーソルを移動する。

メインメニュー→[CLIP]→[PROPERTY]で[CLIP PROPERTY]を選択する。

修正はできません。

クリップを削除する

ストレージデバイスに保存された不要なクリップを削除できます。

ストレージデバイスのサムネール画面で、削除するクリップを選択する。

メインメニュー→[CLIP]で[DELETE]を選択する。

確認メッセージで[YES]にカーソルを合わせ、〈SET〉ボタンを押す。

ストレージデバイスからP2カードへの書き戻し(インポート)

[TYPE S]のストレージデバイスや[P2STORE]からパーティション単位でインポートする

パーティション単位(カード単位)で、もとのカードと同じ品番のP2カードへインポート(ストレージデバイスからP2カードへ書き戻し)できます。

インポート先となるP2カードを挿入する。

P2カードは必ずフォーマット済みのカードを挿入してください。

ストレージデバイスを接続する。

メインメニュー→[CLIP]→[EXPLORE]で[STORAGE]を選択し、エクスプロアー画面を表示する。

エクスプロアー画面で、インポートするパーティションのサムネールを表示する。

メインメニュー→[CLIP]で[IMPORT]を選択する。

インポート先のP2カードスロット番号にカーソルを合わせ、〈SET〉ボタンを押す。

確認メッセージで[YES]を選択するとインポートが始まります。

インポートが完了すると[COPY COMPLETED!]と表示されます。

クリップ単位でP2カードへコピーする

ストレージデバイスのクリップを指定して、P2カードにコピーできます。

ストレージデバイスのサムネール画面を表示する。

コピーするクリップを選択する。

メインメニュー→[CLIP]→[COPY]→[STORAGE]のリストからコピー先にカーソルを合わせ、〈SET〉ボタンを押す。

確認メッセージで[YES]を選択するとインポートが始まります。

コピーが完了すると[COPY COMPLETED!]と表示されます。