メモリー記録部の点検

P2カード記録の点検」から「イヤホン、スピーカーの点検」までは連続して行ってください。

P2カード記録の点検

ビューファインダー画面の表示で、P2カードの記録残量が十分か確認する。

詳しくは「画面の表示」を参照してください。

〈REC〉ボタンを押し、次の項目を確認する。

  • P2カードアクセスLEDがオレンジ色に点滅する。

  • ビューファインダー内の[REC]ランプが点灯する。

  • ビューファインダー画面にシステムワーニングが表示されない。

再度〈REC〉ボタンを押す。

P2カードアクセスLEDがオレンジ色の点灯になり、ビューファインダー内の[REC]ランプが消えることを確認します。

レンズの〈VTR〉ボタンを使って、手順23と同じ動作を確認する。

〈BACKLIGHT〉ボタンを押して、液晶モニターの表示の明るさが切り替わることを確認する。

〈THUMBNAIL〉ボタンを押してサムネール画面に切り替え、サムネールから今撮影したクリップを再生する。

再生が正常に動作することを確認します。

P2カードをカードスロットに2枚挿入している場合は、[SLOT SEL]を割り当てた〈USER〉ボタン(〈USER MAIN〉/〈USER1〉/〈USER2〉)を押して、対象のP2カードを切り替える。

手順236の操作を行い、記録・再生が正常に動作することを確認します。

音声レベル自動調整機能の点検

〈AUDIO SELECT CH1/3〉/〈AUDIO SELECT CH2/4〉スイッチを〈AUTO〉にする。

〈AUDIO IN〉スイッチを〈FRONT〉にする。

〈MIC IN〉端子に接続したマイクを適当な音源に向け、CH1/CH2両方のレベル表示が、音の大きさに合わせて変わることを確認する。

音声レベル手動調整機能の点検

〈AUDIO IN〉スイッチを〈FRONT〉にする。

〈AUDIO SELECT CH1/3〉/〈AUDIO SELECT CH2/4〉スイッチを〈MANU〉にする。

〈AUDIO LEVEL CH1/3〉/〈AUDIO LEVEL CH2/4〉つまみを回す。

右に回すと、レベル表示が増えることを確認します。

イヤホン、スピーカーの点検

〈MONITOR〉つまみを回し、スピーカーの音量が変わることを確認する。

イヤホンを〈PHONES〉端子に接続する。

スピーカーからの音が消え、イヤホンからマイクの音が聞こえることを確認します。

〈MONITOR〉つまみを回し、イヤホンの音量が変わることを確認する。

外部マイクを使う場合の点検

外部マイクを〈AUDIO IN CH1/3〉端子、〈AUDIO IN CH2/4〉端子に接続する。

〈AUDIO IN CH1〉/〈AUDIO IN CH2〉スイッチを〈REAR〉にする。

マイク入力電源切り替えスイッチを外部マイクの電源供給方式に応じて切り替える。

  • 選択項目について

    • 〈+48V〉:外部電源供給方式のマイク

    • 〈OFF〉:内部電源供給方式のマイク

マイクを音源に向け、ビューファインダー画面の音声レベル表示が音の大きさに合わせて変わることを確認する。

1本のマイクを各チャンネルに接続して、チャンネルごとに点検することもできます。

時計、タイムコード、ユーザーズビットに関する点検

必要に応じてユーザーズビットを設定する。

詳しくは「ユーザーズビットの設定」を参照してください。

タイムコードを設定する。

詳しくは「タイムコードの設定」を参照してください。

〈TCG〉スイッチを〈R-RUN〉にする。

〈REC〉ボタンを押す。

記録が開始するとともに、カウンター表示部の数値が変わることを確認します。

再度〈REC〉ボタンを押す。

記録が停止し、カウンター表示部の数値が変わらなくなることを確認します。

〈TCG〉スイッチを〈F-RUN〉にする。

カウンター表示部の数値が、記録に関係なく変わることを確認します。

〈DISPLAY〉スイッチを〈UB〉にする。

〈HOLD〉ボタンを押すごとに[VTCG]→[DATE]→[TIME]→無表示(タイムゾーン)→[TCG]の値を表示するか、またその数値が正確かを確認します。

[DATE]、[TIME]、タイムゾーンが正確ではない場合は、日付/時刻を正しく設定してください。(内蔵時計の日付/時刻の設定