デュアルコーデックの設定

設定メニュー

本機でプロキシーデータを記録する場合は、メインメニュー→[REC/PB]→[DUAL CODEC SETUP]で設定します。

項目

設定内容

[CODEC USAGE]

プロキシーデータの記録を行うメディアを選択します。

[PROXY REC(P2)]:P2カードにプロキシーデータの記録を行います。

[PROXY REC(P2&SD)]:P2カードとSDメモリーカードの両方にプロキシーデータの記録を行います。

[STREAMING]:ストリーミングを出力します。

[OFF]:プロキシーデータの記録を行いません。

  • 工場出荷値:[OFF]

メイン記録との組み合わせについては、「システムモードと記録機能」 を参照してください。

メインメニュー→[REC/PB]→[REC/PB SETUP]→[FILE SPLIT]で[ONE FILE]を選択している場合、[OFF]以外は選択できません。

[PROXY REC MODE]

プロキシーデータの記録モードを設定します。

各モードについて詳しくは、「記録モードと記録信号(ビデオ、オーディオ)」を参照してください。

ワンクリップレックの連結継続中は設定できません。

1080モード時:[STD 2CH MP4]、[LOW 2CH MOV]、[HQ 2CH MOV]、[HQ 4CH MOV]、[SHQ 2CH MOV]、[AVC-G6 2CH MOV]

  • 工場出荷値:[STD 2CH MP4]

720モード時:[HQ 2CH MOV]、[SHQ 2CH MOV]、[AVC-G6 2CH MOV]

  • 工場出荷値:[HQ 2CH MOV]

SDモード時:[STD 2CH MP4]、[LOW 2CH MOV]

  • 工場出荷値:[STD 2CH MP4]

[STREAMING MODE]

ストリーミングの転送モードを設定します。

[LOW]、[HQ]、[AVC-G6]、[SHQ(QoS)]、[AVC-G(QoS)]

  • 工場出荷値:[HQ]

[TC SUPER]

プロキシーデータの記録映像にタイムコードの表示を重畳するかどうかを設定します。

[UPPER]:記録映像の上部にタイムコードの表示を重畳します。

[LOWER]:記録映像の下部にタイムコードの表示を重畳します。

[OFF]:タイムコードの表示を記録映像に重畳しません。

  • 工場出荷値:[OFF]

ワンクリップレックの連結継続中は設定できません。

次の場合、タイムコードは重畳しません。

  • メインメニュー→[SYSTEM]→[SYSTEM MODE]→[LINE&FREQ]の設定が[720-60P]または[720-50P]のとき

  • プロキシーデータの記録モードが[AVC-G6 2CH MOV]のとき

[PROXY DISP]

プロキシーデータの記録情報やメッセージをビューファインダーと液晶モニターに表示するか選択します。

[ON]:プロキシー記録情報とSDメモリーカード残量を、記録開始時に表示します。

ワーニング情報は常時表示されます。

[OFF]:プロキシーとSDメモリーカードのワーニング情報を発生時に3秒間だけ表示します。

  • 工場出荷値:[OFF]

メインメニュー→[VF]→[VF INDICATOR]→[PROXY DISP]でも設定できます。

[QoS MAX RATE]

QoS動作時の映像データの最大ビットレートを設定します。この設定は、本機からの操作でストリーミング配信を開始するときに使用されます。

メインメニュー→[I/F SETUP]→[USB/LAN]→[STREAMING SETTING]→[START TRIGGER]で[CAMERA]を選択しているときに設定できます。

[256Kbps]、[512Kbps]、[1Mbps]、[1.5Mbps]、[2.5Mbps]、[3.5Mbps]、[6Mbps]、[9Mbps]

  • 工場出荷値:[9Mbps]

[STREAMING MODE]で[SHQ(QoS)]を選択している場合は、[9Mbps]を選択できません。

[QoS MIN RATE]

QoS動作時の映像データの最小ビットレートを設定します。この設定は、本機からの操作でストリーミング配信を開始するときに使用されます

メインメニュー→[I/F SETUP]→[USB/LAN]→[STREAMING SETTING]→[START TRIGGER]で[CAMERA]を選択しているときに設定できます。

[256Kbps]、[512Kbps]、[1Mbps]、[1.5Mbps]、[2.5Mbps]、[3.5Mbps]、[6Mbps]、[9Mbps]

  • 工場出荷値:[256Kbps]

[STREAMING LATENCY]

ストリーミング配信中の遅延モードを設定します。この設定は、本機からの操作でストリーミング配信を開始するときに使用されます。

メインメニュー→[I/F SETUP]→[USB/LAN]→[STREAMING SETTING]→[START TRIGGER]で[CAMERA]を選択しているときに設定できます。

[NORMAL]:ストリーミングの安定性を重視する場合に設定します。

[SHORT]:ストリーミングの遅延を少なくすることを重視する場合に設定します。

  • 工場出荷値:[NORMAL]

  • 次のモードのときは、プロキシーデータの記録はできません。

    • インターバル記録(ワンショット記録を含む)

    • ループレック

    • メインメニュー→[REC/PB]→[REC/PB SETUP]→[FILE SPLIT]で[ONE FILE]に設定されているとき

    • メインメニュー→[REC/PB]→[REC FUNCTION]→[SIMUL REC]で[ON]に設定されているとき

    • メインメニュー→[REC/PB]→[REC FUNCTION]→[ONE CLIP REC]で[ON]に設定されているとき

  • メインメニュー→[SYSTEM]→[SYSTEM MODE]→[LINE&FREQ]が[1080-59.94P]、[1080-50P]、[1080-23.98PsF]、[480-59.94i]または[576-50i]の場合、ストリーミング機能は無効なため次の項目は表示されません。

    • [STREAMING MODE]

    • [QoS MAX RATE]

    • [QoS MIN RATE]

    • [STREAMING LATENCY]

設定状態の確認

本機の〈MODE CHECK/MENU CANCEL〉スイッチを〈MCK/MCL〉側に3回倒すと、モードチェックでプロキシーデータの記録メディア、記録モード、タイムコード表示の重畳設定のメニュー値を確認できます。

記録モードと記録信号(ビデオ、オーディオ)