[SYSTEM]

本機搭載ファームウェアのバージョン確認やアップデートを行うときに使用します。

システム周波数、ライン数の設定や、記録フォーマットはここで設定します。

[SYSTEM MODE]

項目

設定内容

[LINE&FREQ]

システムのライン数と周波数、記録フォーマット、オーディオの量子化ビット数を設定します。ライン数および周波数を選択すると、その周波数などで選択できる項目のみ表示されます。周波数を変更すると、機器の再起動が必要です。再起動が必要な場合は、確認のダイアログが表示されます。

[1080-59.94P]:ライン数1080P、システム周波数59.94 Hzを選択します。

[1080-50P]:ライン数1080P、システム周波数50 Hzを選択します。

[1080-59.94i]:ライン数1080i、システム周波数59.94 Hzを選択します。

[1080-50i]:ライン数1080i、システム周波数50 Hzを選択します。

[1080-23.98PsF]:ライン数1080P、システム周波数23.98 Hzを選択します。

[720-59.94P]:ライン数720P、システム周波数59.94 Hzを選択します。

[720-50P]:ライン数720P、システム周波数50 Hzを選択します。

[480-59.94i]:ライン数480i、システム周波数59.94 Hzを選択します。

[576-50i]:ライン数576i、システム周波数50 Hzを選択します。

  • 工場出荷値:[1080-59.94i]

[LINE&FREQ]の各設定値に、[REC FORMAT]、[AUDIO SMPL RES]の設定と合わせて保存されます。[LINE&FREQ]を以前使用していた設定に戻すと、これらの項目が一括してそのときの設定に戻ります。

[REC FORMAT]

記録のコーデック、および撮影と記録のモードを選択します。

[AVC-I200/60P]、[AVC-I200/60i]、[AVC-I200/50P]、[AVC-I200/50i]、[AVC-I200/30PN]、[AVC-I200/24PN]、[AVC-I200/25PN]、[AVC-I100/60P]、[AVC-I100/60i]、[AVC-I100/50P]、[AVC-I100/50i]、[AVC-I100/30PN]、[AVC-I100/24PN]、[AVC-I100/25PN]、[AVC-I50/60i]、[AVC-I50/50P]、[AVC-I50/50i]、[AVC-G50/60P]、[AVC-G50/60i]、[AVC-G50/50P]、[AVC-G50/50i]、[AVC-G50/30PN]、[AVC-G50/24PN]、[AVC-G50/25PN]、[AVC-G25/60P]、[AVC-G25/60i]、[AVC-G25/50P]、[AVC-G25/50i]、[AVC-G25/30PN]、[AVC-G25/24PN]、[AVC-G25/25PN]、[AVC-G12/60P]、[AVC-G12/60i]、[AVC-G12/50P]、[AVC-G12/50i]、[AVC-G12/30PN]、[AVC-G12/24PN]、[AVC-G12/25PN]、[DVCPRO HD/60P]、[DVCPRO HD/60i]、[DVCPRO HD/50P]、[DVCPRO HD/50i]、[DVCPRO50/60i]、[DVCPRO50/50i]、[DVCPRO/60i]、[DVCPRO/50i]、[DV/60i]、[DV/50i]

次の場合、AVC-LongGフォーマットは選択できません。

  • メインメニュー→[REC/PB]→[REC FUNCTION]→[RECORDING]が[INTERVAL]または[ONE SHOT]のとき

[LINE&FREQ]の設定によって、選択できるコーデックの種類が異なります。詳しくは「マルチフォーマット」を参照してください。

[AUDIO SMPL RES]

記録フォーマットがAVC-Intra 100/AVC-Intra 50の場合に音声記録の量子化ビット数を選択します。

[16BIT]:音声記録ビット数を16ビットとします。

[24BIT]:音声記録ビット数を24ビットとします。

  • 工場出荷値:[16BIT]

記録フォーマットがAVC-LongG 50、AVC-LongG 25の場合は[24BIT]、DVCPRO HD、DVCPRO50、DVCPRO、DVの場合は[16BIT]となります。

24ビットで記録されたクリップは、24ビット対応のP2機器または、P2 Viewer Plusで再生してください。24ビット未対応のP2機器ではクリップ番号が赤色に表示され、再生できません。24ビット未対応のP2 Viewerでは音声が正常に再生されません。最新版のP2 Viewer Plusをご使用ください。

24ビット対応のP2機器および、P2 Viewer Plusの最新情報は、次のWebサイトよりP2サポートページを参照してください。

https://panasonic.biz/cns/sav/

[REC SIGNAL]

ビデオ入力信号を切り替えます。

[CAM]:カメラからの信号を記録

[SDI]:〈SDI IN〉端子からの入力を記録

  • 工場出荷値:[CAM]

一度電源を切ると、次回電源を入れる時は必ず[CAM]に設定されます。

[ASPECT]

記録する画角を選択します。(SD時のみ)

[16:9]:16:9の画角で記録します。

[4:3]:4:3の画角で記録します。

  • 工場出荷値:[16:9]

[SCAN REVERSE]

アナモフィックレンズや、フィルム用レンズを使用したときに、映像を補正する機能を使用するかどうかを設定します。

[ON]:映像を補正します。映像の天地左右を反転します。

[OFF]:映像を補正しません。

  • 工場出荷値:[OFF]

[COMPRESSION MODE]

記録時に行う映像の圧縮処理方法を選択します。

[NORMAL]:通常の圧縮処理で記録します。

[DARK]:約10IRE(70 mV)以下の暗い部分に発生する圧縮映像ひずみを少なくして記録します。

  • 工場出荷値:[NORMAL]

この設定は、DVCPRO HD 720Pモードで記録する場合に有効になります。

[SYSTEM SETUP]

項目

設定内容

[SETUP(7.5%)]

セットアップの切り替えを行います。

[ON]:セットアップ7.5%になります。

[OFF]:セットアップ7.5%はオフになります。

  • 工場出荷値:[OFF]

[GPS]

GPSの設定をします。

取得された位置情報は、メタデータの撮影地に記録します。位置情報が取得できないときはメタデータには位置情報は記録されません。

[INTERNAL]:内蔵のGPSを動作させます。位置情報を〈SDI OUT1〉端子、〈SDI OUT2〉端子の信号に出力します。

[EXTERNAL]:本機とネットワーク接続した外部機器などから位置情報を取得します。

[OFF]:GPSを動作させません。位置情報の出力や記録はしません。

  • 工場出荷値:[OFF]

[P.OFF GPS DATA]

電源を切ったときにGPS位置情報を保持し、次に電源を入れてから新しく測定できるまでの間、保持したデータを記録するかどうかを選択します。

[HOLD]:保持して記録します。

[CLEAR]:電源を切ったと同時にクリアします。次に、電源を入れてから測定までの間はゼロ(No-Info)を記録します。

  • 工場出荷値:[CLEAR]

[HOURS METER]

項目

設定内容

[OPERATION]

本機の電源が入っていた時間の総合計を表示します。

[P.ON TIMES]

本機の電源を入れた回数の総合計を表示します。

[VERSION]

項目

設定内容

[VERSION]

本機の各種バージョンを表示します。左右カーソルでページが切り替わります。

[VERSION]:本機の全ファームウェアのバージョン(代表バージョン)を表示します。

[MODEL NAME]:本機の製品名を表示します。

[SERIAL NO.]:本機の製造番号を表示します。

[NETWORK ID]:本機のネットワークIDを表示します。

[UID]:本機固有のユニークIDを表示します。

ジョグダイヤルボタンを回す(またはカーソルボタンY/Iを押す)と、それぞれのファームウェアバージョンの一覧画面が表示されます。

[UPDATE]

本機のファームウェアのアップデートを行います。(SDメモリーカードに専用のアップデートファイルがあるときのみ有効です)