ワンクリップレック

1回の記録(録画開始から終了まで)を1つのクリップではなく、複数回の記録をひとまとめの連結されたクリップとして記録できます。

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この機能を使用するには、メインメニュー→[REC/PB]→[REC FUNCTION]→[ONE CLIP REC]で[ON]に設定します。 ワンクリップレックモードが選択されるとビューファインダー画面右部に[1-CLIP]と表示されます。

本機の〈REC〉ボタンを押すと、最初の記録が開始され、[START 1"CLIP]と表示されます。

以降、記録するたびにクリップは自動的に連結され、最大で99回の記録まで1つにまとめることができます。

新しいクリップとして記録するには

新しい別のクリップとして分けたい場合は、次のどちらかの操作により、クリップの連結を一度終了します。

  • 記録停止中に、〈STOP〉ボタンを2秒間以上押し続けます。

  • 記録中に〈REC〉ボタンを約2秒間押し続けて記録を終了させます。(記録中に操作する場合)

この操作により、クリップ連結を終了します。ビューファインダー画面に[END 1-CLIP]と表示され、以降の記録からは新しい別のクリップになります。

ワンクリップレックモードを終了するには

メインメニュー→[REC/PB]→[REC FUNCTION]→[ONE CLIP REC]で[OFF]に設定します。

クリップの連結部分の頭出しをするには

記録開始のたび、記録開始点にテキストメモを自動付加して再生時の頭出しができます。また、その位置のサムネールを確認できます。

記録開始点にテキストメモを自動付加するには、メインメニュー→[REC/PB]→[REC/PB SETUP]→[START TEXT MEMO]で[ON]に設定します。

付加したテキストメモのポイントを確認、再生するには、メインメニュー→[CLIP]→[REPOSITION]で[TEXT MEMO CLIPS]を選択し、対象のクリップにカーソルを合わせます。

詳しくは「テキストメモ位置からの再生」を参照してください。

また、再生時にテキストメモ位置を頭出しするには、メインメニュー→[REC/PB]→[REC/PB SETUP]→[SEEK POS SEL]で[CLIP&TEXT MEMO]に設定しておきます。再生一時停止中に〈FF/)〉ボタンまたは〈%/REW〉ボタンを押します。

ワンクリップレックモードでのプロキシー記録について

ワンクリップレックモードでもプロキシー記録ができます。

プロキシーデータも同様に連結したクリップとしてまとめられるため、P2 Viewer Plusなどで、1つのクリップとして取り扱うことができます。

ただし、SDメモリーカードにプロキシーデータを記録する場合、次の点にお気をつけください。

  • クリップ連結を継続している途中でSDメモリーカードを抜いて交換した場合、以降クリップ連結を終了するまではSDメモリーカードにプロキシー記録は行われません。十分な空き容量、ファイル数(最大1000クリップまで記録可能)を確認してご使用ください。

  • 途中でSDメモリーカードを交換した後、プロキシー記録を続けたい場合は、次の操作をしてください。〈STOP〉ボタンを約2秒以上押し続けて連結を一度終了し、新しいクリップとして記録を始めてください。

  • 途中で記録を中止したSDメモリーカード上のプロキシーデータは、P2カードに記録されたクリップのプロキシーデータとして認識されず、不完全な状態になります。

ワンクリップレックモードでのお願い

  • インターバル記録、ワンショット記録、ループレックを選択しているときは、動作しません。また、メインメニュー→[SYSTEM]→[SYSTEM MODE]→[REC SIGNAL]で[SDI]に設定されている場合、動作しません。

  • クリップ連結を継続中は、メニュー操作に次の制限があります。これらは、〈STOP〉ボタンを約2秒間押してクリップ連結を終了させてから操作してください。

    • メインメニュー→[REC/PB]の[REC FUNCTION]には変更できない項目があります。

    • メインメニュー→[SYSTEM]の[SYSTEM MODE]には変更できない項目があります。

    • メインメニュー→[FILE]の中の項目は操作できないものがあります。

    • メインメニュー→[CLIP]→[COPY]は動作しません。

    • メインメニュー→[I/F SETUP]→[USB/LAN]→[USB MODE]で[ON]に設定できません。

  • 次の記録でクリップの連結を可能にするため、記録の終了処理時間が通常記録より多少かかる場合があります。

  • 再生時、クリップ内の記録の連結点で、不連続な音声に対してフェード処理はされません。

  • 連結数の多いクリップをノンリニア編集ソフトなどで使用する場合、ソフトウェアの種類によっては正常に動作できないことがあります。

    動作確認済みソフトウェアの最新情報は、次のWebサイトのサポートデスクを参照してください。

    https://panasonic.biz/cns/sav/