CTLカウンターの設定と表示

〈DISPLAY〉スイッチを〈CTL〉にすると、ステータス表示のタイムカウンター表示部にCTLカウンター値を表示します。カウンター値は、±12時間表示です。ドロップフレームとノンドロップフレームの選択は、メインメニュー→[REC/PB]→[TC/UB]→[DF MODE]からタイムコードと合わせて設定できます。P2カードに記録されたクリップの再生順序は、VTRのようにリニアではありません。サムネール操作やP2カードの一部入れ替えなどのたびに再編成され、今まで記録したクリップの位置づけが変わります。したがって、記録モードと再生モードでは別々のカウンター値を表示します。

記録モードでのCTLカウンター(記録CTL)

記録モード(録画、録画一時停止、停止、およびレックチェック)では記録CTLカウンター値を表示し、前回の記録終了点の値に連続してカウントします。電源を切った後も記録CTLカウンター値は保持されます。次に電源を入れた後、前の値に連続してカウントされていきます。

再生モードでのCTLカウンター(再生CTL)

co_window_ctl

再生モード(再生、早送り、巻き戻し、再生一時停止状態)では再生CTLカウンター値を表示します。再生CTLカウンター値は、クリップの再生順序が変更される(記録日時順にクリップを並び替える)たびに、今までの再生CTLカウンター値を無効にして、最初のクリップの先頭フレームを基準値として再計算して表示します。(図1)

クリップ再生順序の変更には、次の場合があります。

  • クリップの削除、コピー、修復、P2カードのフォーマットを行った場合

  • サムネール表示を切り替えた場合(詳しくは「サムネール画面の表示設定」を参照してください)

  • P2カードを挿入、または引き抜いた場合

基準値(最初のクリップの先頭フレームの値)の変更には、次の場合があります。

  • 電源を入れた場合またはP2カードを全て取り出した場合、先頭フレームは0になります。

  • 再生CTLカウンター値をリセットした場合、現在の再生位置を0として、基準値だった箇所はマイナスの数値になります。(図2)